masaは“揚げ”と“焼き”
二つの熱で勝負する。

王道を裏切るために、技を磨いた。“から揚げ”で驚かせ、“鉄板”で虜にする。音と香りを使いこなす職人の仕事場が、放出にある。

派手な演出はいらない。
素材を見極め、音で感じ、香りで仕上げる。

その積み重ねこそが、「masaの味」になった。

料理は、火と手の温度で変わる。

から揚げの衣が弾ける音。鉄板の油が踊る香り。
その瞬間のために、masaは生まれた。毎日のように食べられる“特別”を、今日も鉄板の上で焼き上げている。

肉は国産生肉。自らの足で仕入れ、音で揚げる。鉄板は焦げる寸前で止める、ぎりぎりの火加減。すべては、“冷めても旨い”の一言のために。

カウンターで一人飲む夜も、家族で笑う夜も、masaの音が寄り添う。
ここは“食べる”だけじゃない、“感じる”場所。

音が鳴る限り、masaの夜は続く。
香ばしい香りとともに、また明日。